【看護師】大沼
大学病院の外科で働いていた私ですが、地域のご利用者の役に立ちたいという気持ちで8年程前 にみのり訪問看護ステーションに入職しました。今だから言えますが新米訪問看護師として、ご 利用者のお家に伺った際、何をすれば良いか分からず戸惑う事がありました。その時に相談した 管理者に言われた言葉が、「訪問看護はフリースタイルだからマニュアルはないですね。まずは 聴くしかないです。」でした。
それから8年、多くのご利用者を訪問させて頂きました。思い返すと本当に多くの方々の顔が浮 かんできます。今はその多くのご利用者のおかげで”フリースタイル”の意味が分かるようになって きたと思います。
在宅ケアの目標は病気を治すことではなく、病や老いと上手に向き合いながら生活を続けること です。人生や生活をどうしていきたいのかはご本人やご家族ではないと分かりません。そのため 私たち訪問看護師はご利用者やご家族の希望やお考えを聴くことを大切にしています。お話しを よく伺ったうえで看護の専門職として最適なケアを提案致します。マニュアルに頼らず、ご利用者 やご家族と話し合いながら必要なケアを行なっていく、そんなフリースタイルの訪問看護が私は 大好きです。
また、私の勤める流山事業所には10人の看護師がいます。エリアごとに2チームに分かれていま す。十人十色と言いますが、まさにその通りでそれぞれ個性豊かなメンバーです。日々それぞれ のエリアを訪問車で飛び回っていますが、合間にカンファレンスも行い、より良いケアをチームで 考えています。個性はそれぞれでも目指すところは同じでご利用者が居たい場所で、その人らし く生活することを支えたいという思いです。
病や老いを抱えて生活するのは不安だと思います。それでもやはり家で過ごせる喜びを感じても らえたら私達も嬉しいです。
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